学研『ミュージックエコー』全項目(2)

鷺澤伸介
(初稿 2020.10.16)
(最終改訂 2020.10.16)

(1)1970年・1971年 (2)1972年 (3)1973年 (4)1974年・1975年

1972年

1972年1月第3巻第1号

ミュージックエコー1972年1月号表紙 ミュージックエコー1972年1月号裏表紙
●《特集》=ハイドン
【カ】表紙イラスト:灘本唯人、【二】扉絵:ジェラルド・ホフナング、【二】目次
AD:奥野玲子、全148ページ
【カ】《特集》ハイドン カラー紀行 中河原理
【カ】歴史と伝統に生きるヨーロッパの鐘 渡部幸世
【カ】歌のふるさと 雪とわらべ唄 東京・長野・青森
★唄は上記の地方だが、写真は宮城・秋田・新潟となっており、唄と一致していない。おいおいw。
【カ】M.E.GALLERY “光”の絵 レンブラント「ダナエ」 岩崎洸
【カ】日本のかたち〈1〉 三の鼓 芝祐靖 【二】《特集》ハイドンの生涯 宇野功芳
【二】《特集》echo名曲ライブラリー解説 さわやかな弦のさえずり 高木東六
【二】《特集》楽長ハイドン 大宮真琴
【単】島原地方の子守唄をたずねて――からゆきさんの祈り
【単】ボクの音楽論 マドロスさんにあこがれて 黒征歌謡大全集 黒田征太郎
【単】大きな可能性を秘める――ピアニスト野島稔 間宮芳生
【二】オペラ名作シリーズ〈7〉 トリスタンとイゾルデ ヨーロッパ中世伝説より、ダイジェスト:谷口慧、絵:生頼範義
【二】小さな愛の物語〈11〉〈12〉 永島慎二
【二】服部正作曲教室〈15〉 心のこもった個性的な曲を
【単】今月のステージ 横溝亮一
【単】岩城宏之の棒ふり日記〈1〉 スパゲッティ食べて思うこと
【単】音楽風土記 札幌
【単】愛と人生の詩(うた) シャンソン 薩摩忠
【単】ワダヤンのわるのり対談〈3〉 キミも評論家になろう ホスト:和田則彦、ゲスト:向坂正久
【単】echoリスニングルーム 今月のレコード 大木正興
【単】echoリスニングルーム 聞いておきたい名曲名盤 大木正興
美しき挫折の果てに シューベルト/交響曲第8番ロ短調「未完成」
真珠の輝きにも似て ショパン/前奏曲集作品28
【単】オーディオ・コーナー これだけは知っておきたいオーディオ用語 長岡鉄男
【単】ミニ・エコー 宮本啓
【単】一冊の本「大統領の密使」小林信彦、早川書房
【単】music echo――世界のニュース・日本のニュース
【単】echo of echo
詩人の広場
ディスカッション広場
今月のお買物 愛のペア・ペンダント
作品募集
音楽クイズ“まちがいさがし”、9月号音楽クイズ当選者発表、奥付
【二】echo楽譜集 ギターでうたおう
ギター教室〈16〉 小胎剛
ロシア民謡、ポピュラー・ベスト8
【単】愛読者カード

◆付録レコード
ミュージックエコー1972年1月号付録表 ミュージックエコー1972年1月号付録裏
●echo名曲ライブラリー16
SG516
ハイドン/弦楽四重奏曲ニ長調作品64-5「ひばり」他
A面GA5031:「ひばり」第1楽章、第2楽章
B面GA5032:「ひばり」第3楽章、第4楽章、「皇帝」変奏曲
巌本真理弦楽四重奏団
録音:1970年7月 東京スタジオセンター第1St.
ディレクター:高橋義成
ミキサー:松田俊雄

1972年2月第3巻第2号

ミュージックエコー1972年2月号表紙 ミュージックエコー1972年2月号裏表紙
●《特集》=オペラ
【カ】表紙イラスト:灘本唯人、【二】扉絵:ジェラルド・ホフナング、【二】目次
AD:奥野玲子、全148ページ
【カ】《特集》星空の下のオペラ――ヴェローナ歌劇場 宮沢縦一
【カ】《特集》名作オペラ・デッサン帖 宮沢縦一
フィデリオ、魔弾の射手、ノルマ、カルメン、トスカ、ばらの騎士
【カ】《特集》R・ワーグナーの殿堂――バイロイト音楽祭 宮沢縦一
【カ】M.E.GALLERY わびしさとあたたかさ ピカソ「旅の曲芸師」 平田恭子
【カ】日本のかたち〈2〉 舞扇
【二】《特集》オペラ音楽史――モンテヴェルディからブリトゥンまで 福原信夫
【二】《特集》echo名曲ライブラリー解説 カルメン、この不朽の名作 高木東六
【二】《特集》ヴェルディとワーグナー――ふたつの生き方 黒田恭一
【単】ヒューマニスト ワルター 宇野功芳
【単】ボクの音楽論 音楽か音学か 河野典生
【単】毎日音楽コンクール 大賞に輝く藤原真理
【二】《特集》オペラ名作シリーズ
モーツァルト「魔笛」 絵:柳生弦一郎
ヴェルディ「リゴレット」 絵:東君平
プッチーニ「蝶々夫人」 絵:宇野亜喜良
ワーグナー「さまよえるオランダ人」 絵:鈴木康司
【二】小さな愛の物語〈13〉〈14〉 永島慎二
【二】服部正作曲教室〈16〉 リズムは音楽の生命(いのち)
【単】今月のステージ 横溝亮一
【単】音楽風土記 福岡
【単】ずばり・オーディオ診断 マイルス・デイビスを4チャンネルで ドクター:貝山知弘、クランケ:藤永悟(中3)
【単】グレン・グールドの世界 三浦淳史
【単】《特集》エッセイ あの頃 あの時 あの舞台
浅草オペラの頃 藤原義江
思い出の舞台 大谷洌子
オペラが好きになった夜 三谷礼二
【単】ワダヤンのわるのり対談〈4〉 木琴おじさんの華麗なる転身 ホスト:和田則彦、ゲスト:平岡養一
【単】全世界は一つの舞台だ ロンドンの演劇資料収集家を訪ねて
【単】ミニ・エコー 宮本啓
【単】一冊の本「鉄道唱歌の旅」交通博物館・交通科学館、交通文化振興財団
【単】music echo――世界のニュース・日本のニュース
【単】echo of echo
ディスカッション広場
今月のお買物 メジャー・シャープペン
詩人の広場
第1回echoレコード評論大募集
作品募集
音楽クイズ“まちがいさがし”、10月号音楽クイズ当選者発表、奥付
【二】echo楽譜集 ギターでうたおう
ギター教室〈17〉 小胎剛
《特集》アリア・アルバム
ポピュラー・ベスト7
★楽譜集のアリア・アルバムには、付録レコードの4曲すべてのギター・コードと、「歌に生き恋に生き」以外の3曲のメロディ譜が載っている。ポピュラー・ベスト「7」は、目次では「8」と誤る。
【単】愛読者カード

◆付録レコード
ミュージックエコー1972年2月号付録表 ミュージックエコー1972年2月号付録裏
●echo名曲ライブラリー17
SG517
プッチーニ、ビゼー/オペラ・アリア集
A面GA5033:プッチーニ/歌劇「ボエーム」第1幕より“私の名はミミ”(1896年初演)、歌劇「トスカ」第2幕より“歌に生き恋に生き”(1900年初演)
B面GA5034:ビゼー/歌劇「カルメン」第1幕より“ハバネラ”(1875年初演)、歌劇「カルメン」第2幕より“ジプシーの歌”
ソプラノ:平田恭子(A面)
アルト:伊原直子(B面)
指揮:山田一雄
東京交響楽団
録音:1971年4月 川口市民会館
ディレクター:皆川弘至
ミキサー:松田俊雄

1972年3月第3巻第3号

ミュージックエコー1972年3月号表紙 ミュージックエコー1972年3月号裏表紙
●《特集》=ビバルディ
【カ】表紙イラスト:灘本唯人、【二】扉絵:ジェラルド・ホフナング、【二】目次
AD:奥野玲子、ジャケット写真:丸山勇、全148ページ
【カ】《特集》ビバルディ カラー紀行 中河原理
【カ】音楽のある名画 瀬木慎一
【カ】日本のかたち〈3〉 内裏雛
【二】《特集》赤毛の司祭 ビバルディの生涯 村田武雄
【二】《特集》echo名曲ライブラリー解説 心をとらえる名旋律 高木東六
【二】《特集》バロック音楽とその時代 服部幸三
【単】ニューオーリンズ ディキシーランド・ジャズ 油井正一
【単】ボクの音楽論 心の中の石鹸 長新太
【単】情熱的なひびき――ピアニスト遠藤郁子 園部三郎
【単】音楽風土記 京都
【二】オペラ名作シリーズ〈8〉 ペール・ギュント 作:イプセン、ダイジェスト:谷口慧、絵:沢田重隆
★2月号の「オペラ名作シリーズ」は特集扱いで、連載としてはカウントされなかったらしい。今号のグリーグの「ペール・ギュント」はオペラではないのだが?
【二】小さな愛の物語〈15〉〈16〉 永島慎二
★「小さな愛の物語」は回の番号を〈17〉〈18〉と誤る。訂正した。
【二】服部正作曲教室〈17〉 聴く人歌う人を頭において
【単】今月のステージ 横溝亮一
【単】メータの不思議な魅力 三浦淳史
【単】岩城宏之の棒ふり日記〈2〉 ルービンシュタインにはまいったよ
【単】戦後25年、クラシック音楽はどう変ったか――演奏会場と再生音楽とを見わたして 向坂正久
【単】ワダヤンのわるのり対談〈5〉 わが歌は“ジプシー男爵” ホスト:和田則彦、ゲスト:後藤修
【単】オーディオ・コーナー 4チャンネルに強くなろう 長岡鉄男
【単】ずばり・オーディオ診断 装置より耳が先決 ドクター:貝山知弘、クランケ:中村由美(高2)
【単】echoリスニングルーム 今月のレコード 大木正興
★「今月のレコード」に紹介されているベーム指揮「モーツァルトのレクイエム」とカラヤン指揮「ブルックナー交響曲第4、7番」は、これらの売り上げ増に貢献したのではないかと思えるくらいの絶賛ぶりである。ちょっと長いが引用してみる。「(レクイエムの)この演奏が心の底に残してゆく重みはちょっと筆では言いあらわしにくい。精密そのものでしかも全体はすばらしく大きくたくましく、厳かであると同時に、また甘い死への憧れさえも感じさせるような不思議な魅惑を秘めている。つまり音楽美のあらわしうるありとあらゆるもの、たとえ観念の上ではおたがいに矛盾し合うものさえも、このベームの棒の下ではすべて調和してしまって、ひとつの巨大な記念碑を打ちたてているのである。いったいかつて誰がこの作品をこれだけ大きく深く再現することができたであろうか。ほとんど奇蹟の演奏のように私には思われる」「ここでのカラヤンはベルリン・フィルハーモニーの全機能を最大限に駆使して、巨峰のような表現をこしらえあげている。この表現のなかにはおそらくだれしもがベルリン・フィルハーモニーのひとりひとりの楽員が熱にうかされたようにして弾き、あるいは吹き、あるいは叩いている姿を見ることができるであろう。最弱音のなかにいっぱいにつまった思念が、やがて最強音の爆発に持ちあげられてゆく過程に、あるいはまたてん綿と歌うこの世ならぬ旋律の美事な曲線の美しさのなかに、人間が音をもってあらわしうる最も切実で強力なものがびっしりとつまっている。ことに第七交響曲のほうは曲の良さと相まって、ものすごい演奏になっている」……このコーナーでの大木正興さんは、毎号「お薦めレコード」だけを取り上げているため基本的に褒め言葉ばかりをお書きになっているのだが、これだけ口を極めて絶賛しているのはかなり珍しい。
【単】echoリスニングルーム 聞いておきたい名曲名盤 大木正興
愛と喜びの陶酔の中で シューマン/歌曲集「詩人の恋」
【単】ミニ・エコー 宮本啓
【単】一冊の本「WITCHEN」鈴木康司、WITCHEN PRESS
【単】echo of echo
ディスカッション広場
今月のお買物 楽しい粘土細工〈オークレイ〉
詩人の広場
第1回echoレコード評論大募集
作品募集
音楽クイズ“まちがいさがし”、11月号音楽クイズ当選者発表、奥付
【二】music echoバックナンバーの紹介
【二】echo楽譜集 ギターでうたおう
ギター教室〈18〉 小胎剛
愛と別れのうた、ポピュラー・ベスト4
【単】愛読者カード

◆付録レコード
ミュージックエコー1972年3月号付録表 ミュージックエコー1972年3月号付録裏
●echo名曲ライブラリー18
SG518
ビバルディ 合奏協奏曲集「四季」作品8より 春・夏
A面GA5035:春
B面GA5036:夏
バイオリン:田中千香士
N響弦楽合奏団
録音:1971年9月18日 東京・杉並公会堂
ディレクター:皆川弘至
ミキサー:松田俊雄
★「秋」と「冬」は2年後のSG542に収録。

1972年4月第3巻第4号

ミュージックエコー1972年4月号表紙 ミュージックエコー1972年4月号裏表紙
●《特集》=世界民謡
【カ】表紙イラスト:灘本唯人、【二】扉写真:(夕陽に向って笹笛を吹く少年)芦原啓、【二】目次
レイアウト:奥野玲子、全148ページ
★扉がホフナングのマンガに代わって写真となった。今号から1973年4月号までは毎号違う写真家の写真が掲載され、上記のようにタイトルが付くこともあった。
【カ】《特集》カラー紀行 世界民謡 江間章子
ソ連〈ボルガの舟唄〉〈赤いサラファン〉
ドイツ〈ローレライ〉
イタリー〈カタリ・カタリ〉
イギリス〈グリーン・スリーブス〉
アメリカ〈深い河〉
【カ】グラーツのバイオリンづくり 邦井和彦
【カ】M.E.GALLERY ほしいものがすべてある ルノワール「モデルの肖像」 遠藤郁子
【カ】日本のかたち〈4〉 筆 倉持濤峰
【二】《特集》echo名曲ライブラリー解説 心に残る民謡のかずかず 高木東六
【二】《特集》ロシア民謡と日本人 小泉文夫
【二】《特集》ドイツ音楽名所めぐり 篠崎三朗
【二】《特集》愛と歌とイタリアと 友竹正則
【二】《特集》アメリカ人の知らないアメリカ民謡 マイク眞木
【二】《特集》民謡ものしり辞典 宮本啓
【単】愛と希望への讃歌――エディット・ピアフの生涯
【単】ボクの音楽論 自然の中のささやかな音たち 久里洋二
【単】アマチュア合唱団の演奏会から 三つの宗教曲
【単】岩城宏之の棒ふり日記〈3〉 やっぱり「始めにリズムありき」
【単】今月のステージ 横溝亮一
【単】音楽風土記 続・京都
【二】楽器物語〈1〉 ピアノの歴史1 皆川達夫
★新連載。写真数、ページ数の多さから見て、皆川達夫さんがかなり力を入れて執筆なさっていることが分かる。
【二】小さな愛の物語〈17〉〈18〉 永島慎二
【二】服部正作曲教室〈18〉 ことばのリズムをしっかりつかむ
【単】ワダヤンのわるのり対談〈6〉 カラヤンよりはベームだね ホスト:和田則彦、ゲスト:柳家小三治
【単】echoリスニングルーム 今月のレコード 大木正興
【単】echoリスニングルーム 聞いておきたい名曲名盤 大木正興
テームズの水面に映えて ヘンデル/組曲「水上の音楽」
【単】ミュージック・エコー記念エッセイ入選者発表
特賞 声楽家めざして 満原久恵(東京・共立女子高等学校2年)
特賞 フルートと私 片山彰子(奈良県・生駒高等学校3年)
【単】オーディオ・コーナー カセットに強くなろう 長岡鉄男
【単】ずばり・オーディオ診断 スピーカー配置とプレーヤーの雑音が問題 ドクター:貝山知弘、クランケ:長洲毅志(高2)
【単】ミニ・エコー 宮本啓
【単】一冊の本「45パーセントのしあわせ」落合恵子、新書館
【単】echo of echo
詩人の広場
音楽クイズ“まちがいさがし”、12月号音楽クイズ当選者発表、奥付
★今号から「詩人の広場」には投稿者の顔写真が掲載されるようになった。
【二】echo楽譜集 ギターでうたおう
ギター教室〈19〉 小胎剛
歌の旅、ポピュラー・ベスト7
【単】愛読者カード
★「歌の旅」は、付録レコードの世界民謡6曲の楽譜。ポピュラー・ベスト「7」は、目次は「6」と誤る。

◆付録レコード
ミュージックエコー1972年4月号付録表 ミュージックエコー1972年4月号付録裏
●echo名曲ライブラリー19
SG519
世界民謡集
A面GA5037:カタリ・カタリ(イタリア民謡)、深い河(アメリカ民謡)、グリーン・スリーブス(スコットランド民謡)
B面GA5038:ローレライ(ドイツ民謡)、赤いサラファン(ロシア民謡)、ボルガの舟歌(ロシア民謡)
ソプラノ:平田恭子(3、5)、アルト:荒道子(2、4)、テノール:黄耀明(1)、バス:高橋修一(6)
編曲指揮:小野崎孝輔
NME交響楽団
録音:1971年8月21日 東京スタジオ・センター第1スタジオ
ディレクター:皆川弘至
ミキサー:松田俊雄

1972年5月第3巻第5号

ミュージックエコー1972年5月号表紙 ミュージックエコー1972年5月号裏表紙
●《特集》=スメタナ、ドボルザーク
【カ】表紙イラスト:灘本唯人、【二】扉写真:増山紀夫、【二】目次
AD:奥野玲子、全148ページ
【カ】《特集》フォトポエム ボヘミアの森と草原から 詩:立花えりか
【カ】《特集》スメタナとドボルザークの博物館 芳賀日出男
【カ】神と人のドラマ――インドの民衆舞踊劇カタカリ 小泉文夫
【カ】日本のかたち〈5〉 鳩笛 佐藤寿
【二】《特集》スメタナ、ドボルザークの生涯 渡鏡子
【二】《特集》ドボルザークと機関車と 武川寛海
【二】《特集》さわやかな音楽の季節“プラハの春”国際音楽祭 黒沼ユリ子
【二】《特集》echo名曲ライブラリー解説 ボヘミアの佳曲ふたつ 高木東六
【二】《特集》ミニ辞典 スメタナ、ドボルザーク 宮本啓
【単】こけしの生まれる村――宮城県遠刈田温泉郷をたずねて
【単】ボクの音楽論 古き良き…… 和田誠
【単】ズーム・アップ個性派――浅川マキ
【単】今月のステージ 横溝亮一
【単】岩城宏之の棒ふり日記〈4〉 これも指揮者の職業病?
【単】交響曲エスピオナージ スパイから指揮者になった男 文:宮本啓、写真:トム・ブロー
【単】音楽風土記 名古屋
【二】楽器物語〈2〉 ピアノの歴史2 皆川達夫
【二】小さな愛の物語〈19〉〈20〉 永島慎二
【二】服部正作曲教室〈19〉 手直しはほどほどに
【単】echoリスニングルーム 聞いておきたい名曲名盤 大木正興
幻想の世界へ ドビュッシー/「牧神の午後」への前奏曲
演奏不能の名曲 チャイコフスキー/バイオリン協奏曲ニ長調作品35
【単】ワダヤンのわるのり対談〈7〉 レモンちゃんはオレンジがお好き ホスト:和田則彦、ゲスト:落合恵子
【単】オーディオ・コーナー テープ工場みてある記 松永謙一
【単】フルートを学ぶ人へ――笛吹きのための10章 林リリ子
★タイトル脇の写真がマクサンス・ラリューなので、彼のインタヴュー記事なのかと思いきや、書いているのは林リリ子さんだった。紛らわしい。
【単】エコー・ストレート時評〈1〉 バロック・ブームの落日 向坂正久
【単】ミニ・エコー 宮本啓
【単】一枚のレコード「中村卓三歌曲集」ポリドール
【単】echo of echo
詩人の広場
質問箱
あなたの未来は?「五線譜占い」を紹介しよう
キャンパス・ニュース
今月のお買物 (占い、歌詞、英単語などが印刷されたハンカチ)
作品募集
音楽クイズ“まちがいさがし”、1月号音楽クイズ当選者発表、奥付
★音楽クイズ当選者発表が「2月号、正解C」と誤る。正しくは「1月号、正解D」。次号に間違いのお詫びが載った。
【二】echo楽譜集 ギターでうたおう
ギター教室〈20〉 小胎剛
ニュー・フォーク・ベスト8、ポピュラー・ベスト7
【単】愛読者カード
★今号もポピュラー・ベスト「7」を、目次では「6」と誤る。

◆付録レコード
ミュージックエコー1972年5月号付録表 ミュージックエコー1972年5月号付録裏
●echo名曲ライブラリー20
SG520
スメタナ「モルダウ」、ドボルザーク「新世界より」第2楽章
A面GA5039:交響詩《わが祖国》より“モルダウ”
B面GA5040:交響曲第9番ホ短調作品95《新世界より》第2楽章
指揮:山田一雄(A面)、近衛秀麿(B面)
日本フィルハーモニー交響楽団(A面)、読売日本交響楽団(B面)
録音:1971年3月25日(A面)、1970年6月3日(B面) 世田谷区民会館
ディレクター:皆川弘至(A面)、相沢昭八郎(B面)
ミキサー:松田俊雄

1972年6月第3巻第6号

ミュージックエコー1972年6月号表紙 ミュージックエコー1972年6月号裏表紙
●《特集》=リスト
【カ】表紙イラスト:灘本唯人、【二】扉写真:山本成夫、【二】目次
レイアウト:奥野玲子、全148ページ
【カ】《特集》リスト カラー紀行 山崎孝
【カ】古くて新しい国――中国 西園寺一晃
【カ】M.E.GALLERY モナ・リザとの対話 ダ・ヴィンチ「モナ・リザ」 大谷洌子
【カ二】楽器物語〈3〉 ピアノの歴史3 皆川達夫
★カラー・ページと二色刷ページの分割掲載。
【二】《特集》リストの生涯 村田武雄
【二】《特集》echo名曲ライブラリー解説 絢爛たるピアニズム 高木東六
【二】《特集》リスト交遊録 武川寛海
【二】《特集》晩年のリスト――情熱と神秘 小石忠男
【単】ズーム・アップ個性派――高橋アキ
【単】今月のステージ 横溝亮一
【単】ボクの音楽論 いい顔の持ち主だけがいい曲を創る 山藤章二
【単】3つの音楽映画
ウィーンの森の物語(ヨハン・シュトラウスⅡ)
シューベルト物語
恋人たちの曲(チャイコフスキー)
【単】岩城宏之の棒ふり日記〈5〉 みんなカンベンな 絵:長新太
【単】レモンのヨーロッパひとり歩き 落合恵子
【単】キミにも作れる新案打楽器大公開
【二】小さな愛の物語〈21〉〈22〉 永島慎二
★「小さな愛の物語」は回の番号を〈23〉〈24〉と誤る。訂正した。
【二】服部正作曲教室〈20〉 速度・表情指定をはっきり入れる
【単】特別寄稿 ピアノと私 エッシェンバッハ
【単】ワダヤンのわるのり対談〈8〉 クラシックとポピュラーに壁はない ホスト:和田則彦、ゲスト:アーサー・フィードラー
【単】エコー・ストレート時評〈2〉 明暗に包まれた小沢征爾 向坂正久
【単】echoリスニングルーム 今月のレコード 大木正興
【単】echoリスニングルーム 聞いておきたい名曲名盤 大木正興
美しい故郷(ふるさと)によせて スメタナ/交響詩「モルダウ」
【単】オーディオ・コーナー 6500円のステレオをテストする 長岡鉄男、金子英男
【単】オーディオ・ミニ評論懸賞募集、オーディオ・ニュース
【単】ミニ・エコー 宮本啓
【単】一枚のレコード「トップ・スター・フェスティバル」(国連のレコード)
【単】echo of echo
詩人の広場
ディスカッション広場
今月のお買物 おしゃれさん向き ヘアー・トリーマー
(MUSIC ECHO音楽手帳'73販売のお知らせ、)作品募集
音楽クイズ“まちがいさがし”、2月号音楽クイズ当選者発表、奥付
【二】echo楽譜集 ギターでうたおう
ギター教室〈21〉 小胎剛
特集「青年は荒野をめざす」、ポピュラー・ベスト8
さすらい人のひとりごと 小胎剛、今月のアーティスト
【単】愛読者カード
★楽譜集の最後に、エッセイと旬のアーティストの紹介記事が載るようになったが、これは8月号までの3回しか続かなかった。

◆付録レコード
ミュージックエコー1972年6月号付録表 ミュージックエコー1972年6月号付録裏
●echo名曲ライブラリー21
SG521
リスト/ピアノ協奏曲第1番変ホ長調
A面GA5041:第1楽章、第2楽章
B面GA5042:第3楽章
ピアノ:宮沢明子
指揮:秋山和慶
東京交響楽団
録音:1970年5月17日 東京スタジオ・センター第1スタジオ
ディレクター:高橋義成
ミキサー:松田俊雄

1972年7月第3巻第7号

ミュージックエコー1972年7月号表紙 ミュージックエコー1972年7月号裏表紙
●《特集》=モーツァルト
【カ】表紙イラスト:灘本唯人、【二】扉写真:(水辺のハープ)山本成夫、【二】目次
A・D:奥野玲子、間所篠子、全148ページ
【カ】《特集》モーツァルトの旅 中村洪介
【カ】《特集》モーツァルトのオペラ 宇野功芳
【カ】M.E.GALLERY ドビュッシーの色彩 J・F・ミレー「晩鐘」 堤剛
【カ二】楽器物語〈4〉 オルガンの歴史 皆川達夫
★カラー・ページと二色刷ページの分割掲載。
【二】《特集》モーツァルトの生涯と手紙 石井宏
【二】《特集》echo名曲ライブラリー解説 変奏のおもしろさ 高木東六
【二】《特集》モーツァルティアーナ――真実を伝える五つの挿話 武川寛海
【二】《特集》エッセイ モーツァルトと私
対話を夢みる二重奏 串田孫一
神から与えられた音楽 深沢亮子
広島時代の思い出 諸井誠
【単】奇蹟のピアニスト――ホロビッツ 渡辺学而
【単】今月のステージ 横溝亮一
【単】ズーム・アップ個性派――福村芳一
【単】ふるさとを離れてはうたえない 撮影:菊地喜昭
【単】岩城宏之の棒ふり日記〈6〉 ああ、経済大国にっぽん! 絵:和田誠
【単】ボクの音楽論 ハートに感じる音波をとばせて 真鍋博
【単】集まれ!! 音楽する仲間たち――御殿場のバッハ・キャンプを訪ねて
【二】小さな愛の物語〈23〉〈24〉 永島慎二
【二】服部正作曲教室〈21〉 ソルフェージュを美しく
【単】ワダヤンのわるのり対談〈9〉 華々しきかな!我らが悪童時代 ホスト:和田則彦、ゲスト:山本直純
【単】声楽家を志す人のための4章 友竹正則
【単】echoリスニングルーム 今月のレコード 大木正興
【単】echoリスニングルーム 聞いておきたい名曲名盤 大木正興
ビゼー/「カルメン」
【単】エコー・ストレート時評〈3〉 オーケストラと市民 向坂正久
【単】オーディオ・コーナー 脱音楽レコードを聞こう!! 長岡鉄男、宮本啓
【単】ずばり・オーディオ診断 コンソール・ステレオの効果的改善方法 ドクター:貝山知弘、クランケ:采女淑史(中3)
【単】ミニ・エコー 宮本啓
【単】一枚のレコード「日本の楽器」日本ビクター
【単】echo of echo
詩人の広場
今月のお買物 ハンディ傘カバー
作品募集
音楽クイズ“まちがいさがし”、3月号音楽クイズ当選者発表、奥付
【二】echo楽譜集
ギター教室〈22〉 小胎剛
リコーダー教室 大竹尚之
特集「リコーダーとギター」、ポピュラー・ベスト5
たて笛吹きの休日 大竹尚之、今月のアーティスト
【単】愛読者カード

◆付録レコード
ミュージックエコー1972年7月号付録表 ミュージックエコー1972年7月号付録裏
●echo名曲ライブラリー22
SG522
モーツァルト/ピアノ・ソナタ第11番イ長調K.331
A面GA5043:第1楽章
B面GA5044:第2楽章、第3楽章
ピアノ:中島皇恵
録音:1970年9月7日 東京スタジオ・センター第1スタジオ
ディレクター:高橋義成
ミキサー:松田俊雄

1972年8月第3巻第8号

ミュージックエコー1972年8月号表紙 ミュージックエコー1972年8月号裏表紙
●《特集》=グリーグ
【カ】表紙イラスト:灘本唯人、【二】扉写真:(森の中のフルート)、【二】目次
AD:奥野玲子、全148ページ
★扉写真の担当者の名前がない。題名はあるのだが。
【カ】《特集》グリーグ カラー紀行 大束省三
【カ】イッツ・ァ・スモールワールド――世界の音楽人形 小浜昭夫
【カ】高原のリズム――中央アジア遊牧民の生活と音楽 森田勇造
【カ】M.E.GALLERY 速水御舟への思い 速水御舟「曙」 宗施月子
【カ二】楽器物語〈5〉 ヴァイオリンの歴史1 皆川達夫
★カラー・ページと二色刷ページの分割掲載。この雑誌はカナ表記に原則として「ヴ」を使わないようであるが、たまにこのようにそれが守られないことがある。
【二】《特集》グリーグの生涯――北欧の叙情と情熱 村田武雄
【二】《特集》echo名曲ライブラリー解説 幻想的な美しさ 高木東六
【二】《特集》ボクの北欧イラスト紀行 山崎英介
【二】《特集》北欧の文化と歴史 佐川吉男
【単】アメリカが生んだスゴーイ指揮者 若さだよバーンスティン! 若杉弘
【単】ズーム・アップ個性派――東京カルテット
【単】今月のステージ 横溝亮一
【単】新しい音の世界への冒険 図形楽譜の登場 秋山邦晴
【単】ボクの音楽論 ボクはその時17歳 湯村輝彦
【単】岩城宏之の棒ふり日記〈7〉 日本が好きになる話
【単】暑い国からヨーロッパを震えあがらせた男――ベート・ダベザック 中林淳真
【二】小さな愛の物語〈25〉〈26〉 永島慎二
★「小さな愛の物語」は回の番号を〈27〉〈28〉と誤る。訂正した。
【二】服部正作曲教室〈22〉 楽譜では書ききれないこともある
【単】ワダヤンのわるのり対談〈10〉 歌謡曲もフォークもかかわりのあることでござんす ホスト:和田則彦、ゲスト:小室等
【単】echoリスニングルーム 聞いておきたい名曲名盤 大木正興
プロコフィエフ/交響曲第5番変ロ長調
【単】Hoffnung ユカイなミュージシャンたち
★ホフナングの絵が4ページにわたって載っているが、なぜか目次には載っていない。
【単】これからピアノを学ぼうとする人へ 自己流ピアノ遊びのすすめ 服部公一
【単】エコー・ストレート時評〈4〉 大転換の第二国立劇場 向坂正久
【単】オーディオ・コーナー FMアンテナをたてよう 長岡鉄男、金子英男
【単】ずばり・オーディオ診断 趣味のよい4チャンネル化 ドクター:貝山知弘、クランケ:清田広(高1)
【単】ミニ・エコー 宮本啓
【単】一冊の本「ビートルズ革命」ジョン・レノン、訳:片岡義男、草思社
【単】echo of echo
詩人の広場
ディスカッション広場
(三重)クロスワード
今月のお買物 削りすぎ解消 電動鉛筆削り器
作品募集
4月号音楽クイズ当選者発表、奥付
★今号からクイズがクロスワードとなった。同じ形式なのに、号によって「三重クロスワード」「二重クロスワード」「クロスワード」と表記が一定しないので、「三重」「二重」が付いている場合は括弧を付けておく。よくある「全部埋めてから二重ワクを繋げる」というものだが、「二重クロスワード」ならともかく、「三重クロスワード」だと「三重」が何を意味するのかよく分からない。
【二】echo楽譜集
ギター教室〈23〉 小胎剛
TVのなかのポップス、ポピュラー・ベスト6
今月のアーティスト、ポップス考 呉正恭
【単】愛読者カード

◆付録レコード
ミュージックエコー1972年8月号付録表 ミュージックエコー1972年8月号付録裏
●echo名曲ライブラリー23
SG523
グリーグ/「ペール・ギュント」組曲より
A面GA5045:朝、オーセの死、アニトラの踊り
B面GA5046:山の魔王の宮殿にて、イングリートの嘆き、ソルベーグの歌
指揮:荒谷俊治
東京フィルハーモニー交響楽団
録音:1970年3月 世田谷区民会館
ディレクター:高橋義成
ミキサー:松田俊雄

1972年9月第3巻第9号

ミュージックエコー1972年9月号表紙 ミュージックエコー1972年9月号裏表紙
●《特集》=ドイツ・リート
【カ】表紙イラスト:灘本唯人、【二】扉写真:寺久保信哉、【二】目次
レイアウト:奥野玲子、全148ページ
【カ】《特集》リートの旅 ドイツ・オーストリアカラー紀行 福原信夫
【カ】M.E.GALLERY 音楽が人間を苦しめている ボッシュ「地上の愉楽の園」より「音楽地獄」 林光
【カ】ブエノスアイレス――タンゴのふるさと 中西義郎
【カ】日本のかたち〈6〉 仮面
【カ二】楽器物語〈6〉 ヴァイオリンの歴史2 皆川達夫
★カラー・ページと二色刷ページの分割掲載。
【二】《特集》ロマン主義の音楽と文学――ドイツ・リートを中心として 中村洪介
【二】《特集》リート・ミニ辞典 津守健二
【二】《特集》echo名曲ライブラリー解説 〈歌〉を聞くのはやさしいことじゃないけどそれだけたのしい 黒田恭一
★付録レコードの解説である「echo名曲ライブラリー解説」を高木東六さん以外の人が担当するのはこれが初めて。以後、10月号は宇野功芳さん、11月号は山田一雄さん、12月号は石丸寛さんなど、毎号担当者が変わっていく。
【二】《特集》エッセイ 唄うたいのひとりごと
ボクうたいてです 西岡たかし
したいことだらけの私 立川清登
わたしのビートルズ 松岡計井子
のんびり、ドライブ かまやつひろし
肉体の熱いほとばしりを 安田南
ドン・キホーテの出発 友竹正則
★「唄うたいのひとりごと」は、一応今号の特集「ドイツ・リート」の一環らしい。執筆者の選択も内容も「ドイツ・リート」としては微妙だが。
【単】カラヤンの魅力と意義 吉田秀和
【単】ズーム・アップ個性派――日野皓正
【単】狂気の天才ニジンスキー 景安正夫
【単】岩城宏之の棒ふり日記〈8〉 トランクにつぶされちゃうぞなもし
【単】今月のステージ 横溝亮一
【二】小さな愛の物語〈27〉〈28〉 永島慎二
★「小さな愛の物語」は回の番号を〈29〉〈30〉と誤る。訂正した。
【二】服部正作曲教室〈23〉 書きたいことをひとつにしぼれ!
【単】ワダヤンのわるのり対談〈11〉 漫画も音楽なのだ!! ホスト:和田則彦、ゲスト:赤塚不二夫
【単】ボクの音楽論 地獄――それは音楽のない世界 宇野亜喜良
【単】echoリスニングルーム 今月のレコード 大木正興
【単】echoリスニングルーム 聞いておきたい名曲名盤 大木正興
素朴さの中に響く華やかさ シューベルト/ピアノ五重奏曲「ます」
【単】オーディオ・ガイド 話題のTDKカセットテープをハダカにする
★これは目次にないので、TDKの広告かも。
【単】エコー・ストレート時評〈5〉 ピアニストは花ざかり 向坂正久
【単】ずばり・オーディオ診断 小型ステレオで低音を出すには? ドクター:貝山知弘、クランケ:小林恵子(高1)
【単】チンクエッティちゃんを紹介しま~す 宮本啓
【単】次号予告
★次号予告が載るのはこれが初めて。
【単】ミニ・エコー 宮本啓
【単】一冊の本「青い宇宙の冒険」小松左京、筑摩書房
【単】echo of echo
詩人の広場
ディスカッション広場
今月のお買物 シルバーコンパス
(二重)クロスワード
作品募集、5月号音楽クイズ当選者発表、奥付
【二】echo楽譜集
ギター教室〈24〉 小胎剛
リートの世界、ポピュラー・ベスト4
★「リートの世界」には、付録レコードのリート全曲の楽譜が掲載されている。今回は訳詩は楽譜の後にまとめて掲載。原詩の読み方を示したカタカナは今回も付いている。「水の上にて歌える」のみピアノ伴奏譜付きで、それ以外はコード付きのメロディ譜。
【単】愛読者カード

◆付録レコード
ミュージックエコー1972年9月号付録表 ミュージックエコー1972年9月号付録裏
●echo名曲ライブラリー24
SG524
リート名曲集
A面GA5047:モーツァルト/すみれ、シューベルト/ます、野ばら
B面GA5048:シューベルト/水の上にて歌える、シューマン/はすの花、ブラームス/子守唄
ソプラノ:ロートラウト・レースナー
ピアノ:ヘルバルト・マティーソン
録音:1970年5月 東京スタジオ・センター第1スタジオ
ディレクター:高橋義成
ミキサー:松田俊雄

1972年10月第3巻第10号

ミュージックエコー1972年10月号表紙 ミュージックエコー1972年10月号裏表紙
●《特集1》=ドビュッシー、デュカ ●《特集2》=フォーク大特集
【カ】表紙イラスト:灘本唯人、【二】扉写真:山本成夫、【二】目次
レイアウト:奥野玲子、全156ページ
★「創刊2周年記念特別号」。ページ数が久々に156になった。
【カ】《特集1》フランス印象主義とドビュッシー 中村洪介
【カ】ユニークな音楽映画 ファンタジア
★「ファンタジア」は特集の一部にはなっていないが、明らかに「魔法使いの弟子」からの連想であろう。
【カ単】へんなレコード・ジャケット 宮本啓
★カラー・ページと単色ページの分割掲載。
【カ】カラー・ルポ 広場の若者たち 撮影:佐藤美和子、写真:矢島康次
【カ】M.E.GALLERY シケイロス展をみて シケイロス「叫び」 村上明美
★「M.E.GALLERY」は今回で最終回。毎号1ページだけの連載だったが、ずいぶん美術の勉強になった。
【カ二】楽器物語〈7〉 管楽器の歴史1 皆川達夫
★カラー・ページと二色刷ページだが、今号では分割せず連続で載っている。
【単】今月のステージ 横溝亮一
【単】ズーム・アップ個性派――金昌国
【二】《特集1》ドビュッシーの生涯 平島正郎
【二】《特集1》echo名曲ライブラリー解説 音でえがく絵 宇野功芳
【二】《特集1》ドビュッシーと北斎 瀬木慎一
【二】《特集1》私のパリ日記 石井志都子
【二】《特集1》現代フランス音楽ミニ辞典 宮本啓
【単】岩城宏之の棒ふり日記〈9〉 犬の気もしらないで
【単】ボクの音楽論 The stars and stripes――国家のイメージ マッド・アマノ
【単】《特集2》echoリスニングルーム ぼくのすきなフォークのレコード 黒田恭一
【単】echoリスニングルーム 聞いておきたい名曲名盤 大木正興
未知の空間に広がる音の波 マーラー/交響曲第1番「巨人」
【単】スポット ようこそソフィアの天使たち
★ブルガリア国立ソフィア少年少女合唱団の来日公演記事。
【単】《特集2》放浪のフォーク・シンガー――ウディ・ガスリーの生涯 片岡義男
【単】《特集2》FOLK座談会 あなたの“フォーク・ソング”とは? 林光、西岡たかし、片桐ユズル、黒田征太郎
【単】《特集2》カメラ・アイ 吉田拓郎――旅にて タクロウちゃーん 吉田拓郎
【単】エコー・ストレート時評〈6〉 レコードの値段は高いか 向坂正久
【単】ずばり・オーディオ診断 音楽は“響き”のなかで聞こう ドクター:貝山知弘、クランケ:山田治彦(高1)
【単】ミニ・エコー 宮本啓
【単】一冊の本「カラー・日本の鉄道」写真:広田尚敬、文:西尾源太郎、広田尚敬、山と渓谷社
【単】echo of echo
詩人の広場
ディスカッション広場
今月のお買物 ラブ・バード「ピッピー」
(二重)クロスワード
作品募集、6月号音楽クイズ当選者発表、奥付
【二】《特集2》小室等の作曲教室 “出発(たびだち)の歌”をテッテイ的に解剖する
【二】《特集2》阿久悠の作詞教室 キミのフィーリングを追いかけろ
【二】《特集2》石川鷹彦のフォーク・ギター教室 これだけでフォークはバッチリ!
★創刊号以来一度も休まなかった小胎剛さんのギター教室が、24号目でついに休載。また創刊第2号以来連続していた服部正さんの作曲教室も休載となった。作曲者自身による「出発の歌」の分析は興味深い。あの最後の特徴的なB♭コードが「苦し紛れの解決策」だったとは。このほか、「小さな愛の物語」も休載となった。先月号にはあった次号予告が、今号ではまたなくなっている。
【二】《特集2》echo楽譜集
10人の作者がつくるページ ヒット・フォーク・ベスト10
1 加藤和彦 サイクリング・ブギ
2 成田賢 愛ある限り
3 ビリー・バンバン ユアー・ソング
4 吉田拓郎+猫 旅の宿
5 本田路津子 耳をすましてごらん
6 赤い鳥 二人
7 かまやつひろし のんびりゆくさ
8 浅川マキ こんな風に過ぎてゆくのなら
9 トワ・エ・モワ 雨が
10 ポール・サイモン 母と子の絆
★いつものecho楽譜集と違って、作者あるいは歌手の比較的長いコメント付き。
【単】愛読者カード

◆付録レコード
ミュージックエコー1972年10月号付録表 ミュージックエコー1972年10月号付録裏
●echo名曲ライブラリー25
SG525
ドビュッシー/「牧神の午後への前奏曲」、デュカ/交響詩「魔法使いの弟子」
A面GA5049:牧神の午後への前奏曲
B面GA5050:魔法使いの弟子
指揮:山岡重信(A面)、荒谷俊治(B面)
読売日本交響楽団(A面)、東京フィルハーモニー交響楽団(B面)
録音:1969年12月21日 世田谷区民会館(A面)、5月18日 東京スタジオ・センター(B面)
ディレクター:高橋義成
ミキサー:松田俊雄

1972年11月第3巻第11号

ミュージックエコー1972年11月号表紙 ミュージックエコー1972年11月号裏表紙
●《特集》=ブリトゥン
【カ】表紙イラスト:灘本唯人、【二】扉写真:芦原啓、【二】目次
レイアウト:奥野玲子、全148ページ
【カ】《特集》イギリス カラー紀行 佐藤章
【カ】《特集》オーケストラの楽器
【カ】力強い民衆のバレエ〈白毛女(バイマオニュイ)〉
【カ】絵画と音楽――中世の美術を中心に 高橋巌
【カ二】楽器物語〈8〉 管楽器の歴史2 皆川達夫
★カラー・ページと二色刷ページの分割掲載。
【二】《特集》echo名曲ライブラリー解説 オーケストラへの招待 山田一雄
★題が「echoレコード解説」となっているが、付録レコードの解説なのでいつもの題にした。普段の倍の8ページもあり、会話形式で書かれている。
【二】《特集》ブリトゥンの人と芸術 三浦淳史
【二】おんがくうらばなし 宮沢縦一
【単】当代指揮者番付表 名指揮者の実力 本邦初公開
【単】世界のオーケストラ ベスト32 【単】千夏・允彦の音楽室〈1〉 日本人ってどこから来たの? ゲスト:小泉文夫
★「千夏・允彦」は、もちろん中山千夏さんと佐藤允彦さんである。この当時はまだ夫婦だった(後に離婚)。「千夏・允彦」が誰なのかどこにも注釈がないが、当時は二人並べれば下の名前だけでも誰のことなのか分かった。
【単】ベートーベンの子孫が生きている!?
【単】岩城宏之の棒ふり日記〈10〉 伝統の重みということ
【単】現代音楽の騎手 シュトックハウゼン
【単】三つの音楽祭 九州サマー・フェスティバル、軽井沢音楽祭、真夜中の海のフォーク・フェスティバル
【単】レコードの保存に工夫を
【単】echoリスニングルーム 聞いておきたい名曲名盤 大木正興
ベートーベン/ピアノ・ソナタヘ短調作品57「熱情」
【単】ボクの音楽論 音楽とは煙みたいなもの 長尾みのる
【単】エコー・ストレート時評〈7〉 クラシックは果して高級なのか 向坂正久
【単】ミニ・エコー 宮本啓
【単】一冊の本「じんじろげの詩」愛川欽也、立風書房
【単】echo of echo
詩人の広場
ディスカッション広場
今月のお買物 変わり型電蓄・フォノグラム
(二重)クロスワード
作品募集、7月号音楽クイズ当選者発表、奥付
【二】ギター教室〈24〉 小胎剛
【二】小さな愛の物語〈29〉〈30〉 永島慎二
★「小さな愛の物語」は回の番号を〈33〉〈34〉と誤る。訂正した。
【二】服部正作曲教室〈24〉 リズムで遊ぼう
【二】echo楽譜集
ギター・アルバム、ポピュラー・ベスト6
「ゴッドファーザー」――スクリーン&ミュージック 土田英一
★「ゴッドファーザー」は、楽譜ではなく解説。
【単】愛読者カード

◆付録レコード
ミュージックエコー1972年11月号付録表 ミュージックエコー1972年11月号付録裏
●echo名曲ライブラリー26
SG526
ブリトゥン/青少年の為の管弦楽入門作品34(パーセルの主題による変奏曲)
A面GA5051:青少年の為の管弦楽入門その1
B面GA5052:青少年の為の管弦楽入門その2
ナレーター:樫山文枝
指揮:山田一雄
日本フィルハーモニー交響楽団
録音:1971年3月25日 世田谷区民会館、1972年7月5日 東京スタジオ・センター6St.(ナレーション)
ディレクター:皆川弘至
ミキサー:松田健一
原作台本:Eric Crozier
日本語台本:呉正恭
写真:山本成夫

1972年12月第3巻第12号

ミュージックエコー1972年12月号表紙 ミュージックエコー1972年12月号裏表紙
●《特集1》=チャイコフスキー ●《特集2》=クリスマス
【カ】表紙イラスト:灘本唯人、【二】扉写真:増山紀夫、【二】目次
レイアウト:奥野玲子、全120ページ
【カ】《特集2》イエス・キリストの生涯
【カ】《特集2》雪の夜のメロディー――クリスマスに聞く音楽 黒田恭一
【カ】《特集1》チャイコフスキーの三大バレエ
【カ】《特集1》ロシア音楽紀行 7人の作曲家のアルバム
【単】《特集1》チャイコフスキーの生涯 園部四郎
【単】《特集1》ぶらりソビエト紀行 藤島亮
【単】《特集1》echo名曲ライブラリー解説 バレエ組曲くるみ割り人形 山田一雄
【二】《特集2》水晶――クシャイト村につたわるクリスマス・イブの物語 原作:シュティフター、ダイジェスト:谷口慧、絵:大橋歩
【単】素顔の天使たち――ウィーン少年合唱団の一日 平塚員世
【単】今月のステージ 横溝亮一
【単】千夏・允彦の音楽室〈2〉 日本の音楽って魔法みたい ゲスト:観世栄夫
【単】ズーム・アップ個性派――奥野秀樹
【単】岩城宏之の棒ふり日記〈11〉 痛快かなジェット旅客機
【単】ボクの音楽論 あるクサミ 永田力
【二】楽器物語〈9〉 管楽器の歴史3 皆川達夫
【単】オーディオ・コーナー ステレオの常識 長岡鉄男
【単】ハープを楽しむ人のために ヨセフ・モルナール
【単】エコー・ストレート時評〈8〉 音楽はオール5でありたい 向坂正久
【単】ミニ・エコー 宮本啓
【単】一冊の本「チャチャ・ヤング ショート・ショート」眉村卓、講談社
【単】echo of echo
詩人の広場
ディスカッション広場
今月のお買物 世界のミニ・マスク
(二重)クロスワード
作品募集、8月号音楽クイズ当選者発表、奥付
【二】服部正作曲教室〈25〉 リズムで遊ぼう
【二】小さな愛の物語〈31〉〈32〉 永島慎二
★「小さな愛の物語」は回の番号を〈33〉〈34〉と誤る。訂正した。このマンガ、実は今号が最終回。最後まで番号間違いは直らなかった。
【単】愛読者カード
●別冊付録 楽譜集クリスマス・ファンタジー
★非常に珍しい別冊付録。その代わり本誌巻末のecho楽譜集はない。

◆付録レコード
ミュージックエコー1972年12月号付録表 ミュージックエコー1972年12月号付録裏
●echo名曲ライブラリー27
SG527
チャイコフスキー/バレエ組曲「くるみ割り人形」作品71a
A面GA5053:小序曲、マーチ、こんぺい糖の踊り、トレパック、アラビアの踊り
B面GA5054:中国の踊り、あし笛の踊り、花のワルツ
指揮:秋山和慶
東京交響楽団
録音:1971年9月14日 川口市民会館
ディレクター:高橋義成
ミキサー:松田健一

ご意見・ご教示等ございましたら こちら からお送りください。

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